みなさん、地域おこし協力隊という制度はご存知でしょうか。
地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化の進行が著しい地方において、地域外からの人材を受け入れ、地域を活性化するための活動を行ってもらい、また、定住を図ることで地域力の維持や強化を図っていくことを目的とし2009年に総務省によって制度化されました。現在、全国で約2600人(平成27年度)の隊員がそれぞれの地域で活動を行っています。
小谷村では、現在12名の地域おこし協力隊が活動しており、特産品開発や教育、移住促進などそれぞれのミッションに向かって様々な活動を行っています。
今回は、「移住・定住支援担当」「農業調査・研究担当」に取組む地域おこし協力隊員を募集します。
募集内容は、以下のとおりです。
1 募集人数・活動内容
(1)移住・定住支援担当 2名以内
小谷村総合戦略の「村の目指すべき姿〝地域コミュニティの維持〟」に向けて、少子高齢化・人口減少による集落・地域コミュニティの低下を防ぐことを目的とした、 小谷村への移住・定住をすすめる移住支援事業に、村民・移住支援コーディネーター・村職員とともに取組む地域おこし協力隊員を「移住・定住支援担当」として募集します。
・移住相談窓口、移住フェアブース等での相談業務
・移住希望者向けイベントの企画・運営
・移住おためし住宅等の管理・運営支援
(2)農業調査・研究担当 2名以内
急峻な山間地に未整備の農地が点在する小谷村では、農業基盤が極めて脆弱で生産性が乏しいことから、農業を生業として営むことが難しく農地の荒廃が進んでいます。農地の荒廃は、里山の風景や生活環境に大きな影響をもたらしますが、これを打開する妙案がなかなか見つからないのが現状です。高齢化や人口減少がすすみ、益々厳しくなる小谷の農業の将来を一緒に考え、小谷ならではの農業の研究に取組む地域おこし協力隊員を「農業調査・研究担当」として募集します。
・小谷村の農業の将来性に関する調査・研究(現状把握、適地適作研究、生産性の向上 等)
・農業支援・指導、振興作物(そば、雪中キャベツ、山うど 等)の検証
・第24回(H30)全国棚田サミット運営支援
2 募集対象
(1)年齢満20歳以上で性別は問いません。
(2)3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)から小谷村に生活拠点を移し、住民票を小谷村へ異動できる方
(3)普通自動車運転免許を取得している方
(4)パソコンを使用できる方
(5)地域おこしに意欲と情熱があり、地域住民等と積極的に協働ができる方
募集の詳細は、小谷村公式ホームページよりご覧ください。
小谷村の一員として、ぜひ小谷村を一緒に盛り上げましょう!
ご応募お待ちしています。